
中型ドライバー
S.T.さん 正社員(30代)
- ここなら再出発できると確信しました
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20代前半は、大手宅配便のドライバーとして働いていました。住宅街をメインに、2t車やハイエースで荷物をお届けする業務です。配達だけでなく集荷の営業もこなす日々で、お客さまと仲良くなって世間話をする楽しさはありましたが、とにかく「やってもやっても終わらない」という忙しさで、常に汗だくになって走っていましたね。
そんな折、自営で内装業を営む父が体調を崩し、手伝うために一度ドライバーの仕事を離れました。数年働きましたが、やはり自分の自立や成長という面で、今のままでいいのかと悩むようになったんです。危機感を抱く中で、もう一度ドライバーとして挑戦し、自分のキャリアをしっかりつくっていきたいと考えるようになりました。
その時に目に留まったのが、日本郵便輸送の求人募集です。「日本郵政グループ」というネームバリューは、両親を安心させるだけでなく、自分自身の将来を描く上でも大きな魅力でした。日本の社会インフラを支えるという安定感があり、ここなら一人のプロドライバーとして、地に足をつけて再出発できると確信し、入社を決めました。
- 効率的で負担の少ない運行スタイル
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現在は4tトラックに乗り、主に東京の大規模の郵便局を起点として、近接エリアの郵便局間を往復する輸送業務を担当しています。1日の走行距離はコースによって70kmから140kmほど。宅配便時代のように個人宅を1件ずつ回るのではなく、郵便局の方が準備してくださったカゴ台車を積み込み、指定された順番で郵便局を回る形です。
4tトラックの場合、最大で12台のカゴ台車を積載しますが、手積みでの作業が一切ないため肉体的な負担は劇的に減りました。時間設定や立ち寄り先が明確に決まっていますので、一度流れを覚えてしまえば、自分のペースを保ちながら落ち着いて仕事に向き合えます。
勤務時間は日中がメインで、夜中に呼び出されるようなこともありません。しっかりとした休日の確保と安定した収入、そして充実した福利厚生があるからこそ、安心して仕事を続けることができています。実はこの会社に入社してから、郵便局員である妻と出会いました。私の人生にとって、かなり大きな出来事となる転職だったことは間違いないですね(笑)。
- 1日のスケジュール例
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9:10出勤。制服に着替え、業務前点呼、連絡事項を確認
9:30出庫。トラックで郵便局へ移動
9:55新東京郵便局にてカゴ台車を積み込み、1便目出発
15:001便目終了。営業所へ戻り休憩
15:502便目出発
17:302便目終了。休憩
18:303便目出発
20:003便目終了、帰庫
20:30業務後点呼、日報を作成して退勤
- 運行管理者へのステップアップを
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職場は40代、50代のベテランが多く、30代の私は今でも「若手」として可愛がってもらっています。気さくな先輩ばかりで、休憩室では営業所の垣根を越えていろいろな話ができるのも楽しみの一つです。現在は後輩の横に乗って指導することも任されるようになり、教える立場としての責任感も芽生えてきました。
今後の目標は、ドライバーとして現場を支え続けるだけでなく、国家資格である「運行管理者」を取得することです。現場での経験をしっかり活かして、運行を管理する立場となり、組織の中でさらにキャリアアップしていくことが大きな目標です。生活の質をさらに向上させ、家族を支えていくことが成長への大きなモチベーションになっています。
赤い車体に郵便マークを背負って走ることは、想像以上に注目されますし、相応のプレッシャーもあります。周囲の模範となるような安全運転を徹底するのは楽なことではありませんが、それこそがプロの証です。この「安心・安全」という誇りを胸に、これからも一歩ずつ着実にステップアップしていきたいと思っています。


