専業主婦からトラックドライバーへ

日本郵便輸送川越営業所
運送ドライバー
O.Nさん正社員（40代）

もうトラックの運転はしないだろうな、そう思っていました。
学校を卒業して、アルバイトをしながら取った普通免許。車は高くて買えませんでしたが、運転免許の資格を活かしたくてトラックドライバーを始めました。最初は2ｔ車。そしたら、もっと大きなのに乗りたくて、大型、大型けん引、特殊車両の免許を働きながら取得しました。数年ほど大型ドライバーとして仕事を続けましたが、20代半ばに結婚、出産をして、それを機に仕事は辞めました。だからここ日本郵便輸送で働く前は、15年以上専業主婦。もう大型トラックの運転なんて一生やらないだろうなと思っていたんです。

でも、子どもが中学生になり、育児に手がかからなくなったのをきっかけに、もう一度仕事を始めることにしたんです。かなり久しぶりにですが(笑)。資格と経験が活かせるトラックドライバーの仕事を探しましたが、あえて中型トラックでの募集を探しました。久しぶりで大型に乗るのが不安だったんです。ちょうど良いタイミングで日本郵便輸送の求人を見つけました。中型で短時間勤務OKの募集でしたので、すぐに応募しました。

家事の合間で気軽に働こうと思って始めた日本郵便輸送での仕事でしたが、今は正社員になり、フルタイムで働いています。それも大型トラックに乗ってです(笑)。
女性がいきいき活躍できるのが日本郵便輸送です。
はじめは中型トラックでしたが、勤務をしているうちに運転が楽しくなって、また大きなトラックに乗りたくなってきたんです。そう思っていたら、会社から免許があるなら大型で頑張ってみませんか？と声をかけてもらいました。さらに、仕事に慣れて、もっとしっかり働きたくなっていたところで、正社員になりませんか？って。なんかトントン拍子 (笑)。でも、日本郵便輸送でなければ、今のように正社員として働こうと思いませんでした。ここは本当に働く環境が良いんです。例えば積荷は、車輪のついたパレットで運びます。女性の私でも問題なく積み込み作業を行うことができます。女性といえば、ここは女性に優しい環境でもあるということは、ぜひ、皆さんに伝えたいですね。私が若いころに働いていたトラックドライバーの仕事は、建築現場が中心。女性用のトイレも少なく、困ることが多かったんですが、郵便局を回る今の仕事はその点安心です！トイレにも行けてお化粧も直せますよ。

あと、日本郵便輸送では会社がドライバーをしっかり守ってくれる感じがあります。ダイヤ制なので出勤時間及び退勤時間が事前に決まっています。休日もしっかり休めて年休も取得しやすい。無理なく働けるようしてくれています。笑顔で健康的に働くことができていますよ。
1日のスケジュール例
スタート時間はシフトによって異なりますが、1日の流れはほぼ同じです。川越西郵便局から埼玉の各郵便局をまわります。

9：00出勤　乗務前点呼・連絡事項の確認・車両の点検を行います。

9：30起点の郵便局に移動し、荷物をパレットで車両に積み込み出発

立ち寄り局で荷物の積み下ろしをしながら運行

12：00出発局に戻り1便終了　食事休憩

その日、その仕事によって異なりますが、1日2便～3便を運行して1日の仕事となります。

17：00退勤
まだまだ、お仕事頑張ります。孫ができてもね。
久しぶりのお仕事でしたが、日本郵便輸送ならではの環境のおかげで、充実した日々が送れています。専業主婦として家庭が中心の生活から大きく変わりました。精神的に自由になり、余裕ができましたね。郵便を運ぶという、誰かの役にたっている仕事をすることで、自分の存在価値が認められている。大げさかもしれませんがそんな風に感じています。

その分、大きな責任も感じています。お仕事を始めたころ、事故にはなりませんが、ヒヤッとすることがありました。自分の責任ではありませんでしたが、いくら相手が悪くても、事故を起こすのは絶対にいやです。それ以来、一層、防衛運転。事故を起こさない運転を心がけています。

職場の雰囲気はとても温かく、先輩方からは丁寧に仕事を教えてもらいました。若い人から年配の方まで幅広くいます。

今後は定年まで働きたいと思っているので、体調には十分気を付けて無事故無違反に努めていきたいと思っています。まだまだ、頑張ります。娘が結婚して、孫ができてもです。